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クライメート・ジャスティスとは何か?

 投稿者:ATTAC京都メール  投稿日:2009年11月22日(日)18時03分4秒
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  ATTAC京都特別企画
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クライメート・ジャスティスとは何か?
   クリストフ・アギトン氏に聞く
欧州における「気候正義」運動の現状

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●日時:2009年11月26日(木)午後6時30分~9時

●場所:京都大学文学部新館2F第7講義室
(市バス「百万遍」または「京大正門前」下車、京阪電鉄「出町柳」駅より東へ徒歩5分)
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/psy/perception/map.html
http://www.bun.kyoto-u.ac.jp/sogo/access.html

●報告者:クリストフ・アギトン氏

【クリストフ・アギトン氏経歴】
  1953年生まれ。10代の時に<68年5月革命>を体験。大学卒業後、労働組合活動家として運動を担
う。88年SUD(連帯・統一・民主主義)という新たな労働組合の結成に参加、パート、移民労働者の労
働運動やホームレスの住宅占拠闘争などに取り組む。93年AC!を結成、職安占拠など失業者による直
接行動の先頭で闘い、97年にはEC首脳会議に対抗して「ヨーロッパ行進」を実現。以降、フランスに
おける反グローバル化運動「ATTAC」結成に参加し、国境を越える金融取引への課税を要求する闘いな
ど、多様な運動を展開している。著書に『「もうひとつの世界」への最前線―グローバリゼーション
に対して立ちあがる市民たち 』『フランス社会運動の再生―失業・不安定雇用・社会排除に抗し』な
ど。

●参加費:300円(誰でも自由に参加できます)

フランスより来日中の社会運動家クリストフ・アギトン氏との交流会を行います。12月にコペンハー
ゲンで行われるCOP15を目前にして、ATTACフランスは、「地球の友インターナショナル」などととも
にフランス国内で「気候正義」キャンペーンに取り組んでいます。南側の社会運動の主張であった「
気候正義」運動が、北側である欧州においてどう取り組まれているのか現状を報告してもらいます。


●主催・連絡先: ATTAC京都
ATTAC京都HP
http://kattac.talktank.net/
ATTAC京都ブログ
http://kattac.talktank.net/blog/
E-mailアドレス
kyoto@attac.jp

(参考1)
Ekojin.com
http://ekojin.com/?p=480

「クライメート・ジャスティス」。

地球温暖化対策の背景にある不公平な構図を是正しようとする動きのこと。

ここでいう「不公平」とはなにか:

1. 温暖化そのものにおける不公平
 ・・・先進国が原因で起こっている地球温暖化の被害を発展途上国がもっとも被る、という不公平

2. 温暖化対策における不公平
 -1. 温暖化対策が、「先進国の市場主義」の要素が強い、という不公平
    (先進国が国家としての責任を果たしていない)
 -2. 代替燃料の需要増大による途上国の食糧不足や森林破壊、という不公平
 -3. クリーン開発メカニズム(CDM)の配分が中国(66%)やブラジル(10%)などに偏っており、
   最も対策を必要とするアフリカ地域がたったの2%、という不公平
 -4. 「温暖化適応対策」の名のもとに、必要性を吟味しないで行われる大規模公共事業。
   たとえば、無駄なダム建設など。 その負の影響は結局、地元民が負う、という不公平
 -5. 温暖化対策よりも開発を優先させたい途上国における不公平感

(参考2)
ブログ「今日、考えたこと」
http://tu-ta.at.webry.info/200805/article_17.html

報道発表
気候に関する議論で抜け落ちているものは? 正義!
2007年12月14日

バリ(インドネシア)、2007年12月14日世界中から集まった社会組織や社会運動に属する人びとが、バリで開催された国連気候変動会議の交渉の場や街頭に、社会正義、環境正義、ジェンダー正義のための闘いを持ち込んだ。[注]

活動家たちは、公式会議場の中でも外でも、暮らしと環境をまもるオルタナティヴな政策と実践を要求した。

平行行事、報告会、緊急抗議行動、記者会見などの中で、気候変動問題へのニセの解決策が暴露された。すなわち政府や金融機関、多国籍企業が推進するカーボンオフセット、森林二酸化炭素ガス取引、バイオ燃料などである。

気候変動によって影響をうける地域、先住民、女性、小作農民たちは、気候危機の真の解決策を要求した。政治指導者たちが完全に見逃していた解決策だ。

その真の解決策とは次のものである。

・消費の削減
・北から南への巨額の資金移転。これは、歴史的責任を果たし、南がもつ資源の利用に対する債務である。さらに、気候変動を緩和させる費用を、軍事予算振り分けたり、新規税制を導入したり、債務を帳消するなどの形で捻出しなければならない。
・化石燃料の採掘をやめ、適正エネルギー効率をもち、安全でクリーンな地域主導の再生可能エネルギーのために投資すること。
・先住民の土地に対する権利を実質化し、エネルギー、森林、土地、水に対する民衆の主権を高めること。
・持続可能な家族農業と民衆の食料主権。

国連会議の交渉においては、豊かで産業化された国ぐにが、南の政府に対して二酸化炭素排出削減を要求し、道理に合わない圧力をかけている。それらの国ぐには、大幅な二酸化炭素排出を削減したり、排出削減や気候変動への影響に対応しようとする途上国を支援するなどといった、自らの法的・倫理的義務を果たそうとしない。世界の人びとの大多数が暮らす南の国ぐには、またもや一握りの多くを欲する人びとのために対価を支払わされているのだ。

公式の交渉の惨めな結果に比べ、バリで大きな成功をおさめたのは、気候正義のための多様な世界的運動をつくる気運ができたということだ。

私たちは、闘いを前進させる。議論だけではなく、現場で、そして、街頭に出るのである。今すぐ気候正義を!

【注】
バリに集ったたくさんの社会運動や団体は、Climate Justice Now!(今すぐ気候正義を!)という連合を設立することに同意した。この連合は、気候変動の防止と対応に向けた行動強化するために、参加者が情報交換と協力を強めることを目的としている。正義は気候変動に取り組む上で中心に据えられねばならず、いかなる場合も犠牲にされるべきではない。

この連合の参加団体は以下:

排出権取引ウォッチ Carbon Trade Watch
トランスナショナルインスティチュート Transnational Institute
環境関連センター Center for Environmental Concerns
フォーカスオンザグローバルサウスFocus on the Global South
債務からの自由連合-フィリピン Freedom from Debt Coalition-Philippines
地球の友インターナショナル Friends of the Earth International
ジェンダーと気候変動Gendericc
気候正義に取り組む女性Women for Climate Justice
世界森林連合Global Forest Coalition
世界正義エコプロジェクト Global Justice Ecology Project
グローバリゼーション国際フォーラム International Forum on Globalization
カリカサン環境民衆ネットワークKalikasan ? People’s Network for the Environment (Kalikasan - PNE),
ヴィア・カンペシーナ La Via Campesina
気候正義ダーバングループ Members of the Durban Group for Climate Justice
オイルウォッチ Oilwatch
太平洋先住民環境連合 Pacific Indigenous People Environment Coalition,
アオテアロア/ニュージーランド Aotearoa/New Zealand
持続可能なエネルギー・経済ネットワークSustainable Energy and Economy Network
先住民環境ネットワーク The Indigenous Environmental Network
第三世界ネットワーク Third World Network
インドネシア環境フォーラム WALHI
地球の友インドネシアFriends of the Earth Indonesia
世界熱帯雨林運動 World Rainforest Movement
ウォルデン・ベロー(フォーカスオンザグローバルサウス)Walden Bello Focus on the Global South
ヘンリー・Saragih(ヴィア・カンペシーナ) Henry Saragih La Via Campesina
ジョセフ・Joseph Zacune(地球の友インターナショナル)Friends of the Earth International
タムラ・ギルバートソン(トランスナショナルインスティチュート)Tamra Gilbertson, TNI

[翻訳:笠原 光]
 
 
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