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ご無事で何よりでした

 投稿者:100wat  投稿日:2014年 3月25日(火)00時12分57秒
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  老少年様

 ご無事で何よりでした。私、雪がなくても、小屋目の前にして、あの下りで足をすべらせ、時々、しりもちついてます(笑) しかし、まだすごい雪ですね。

 奥多摩で本格的に滑落したことが1回だけあります。それも今年1月10日のことです。宮内本を読んで、いたく興味をひかれて行ったルートです。

 己ノ戸尾根~八丁山~鷹ノ巣尾根~お伊勢山(「山と高原地図」では1338m地点の表示しかありませんが、良質の檜がとれ、お箸にして伊勢神宮に奉納していたことからついた山名らしいです)~鞘口のクビレ~ヒルメシクイのタワ(稲村岩尾根)~鷹ノ巣山―というルート。

 ヒルメシクイのタワへ向けて鷹ノ巣尾根を最後、急登していきますが、そこでやっちゃいました。写真上の横を走っているのが稲村岩尾根で、登りきるとヒルメシクイのタワの道標の真裏に飛び出します。ここは尾根が北面している上、上部を稲村岩尾根が通っており、午後早い時間でもほとんど陽の光が当たりません。

 斜面がアイスバーン化し、その上に薄く雪が乗っているという状況です。ピッケル、12本歯クランポンでしたが、あと少しというところでピッケルの刺しが甘く先っちょが雪の下の氷まで貫通せず、先っちょがツルっとすべり、そのまま赤線のように落ちました。(写真上)

 「ああ俺、落ちてるなあ。木や岩にぶち当たらないうちに止めなんといかんなあ」と意外に落ち着いていましたが、滑落停止訓練は積んでいるとはいえ、手元に肝心のピッケルがありません。クランポンの前歯もガリガリ氷の上を滑るだけでなかなか刺さらない。

 落ちながらピッケルリーシュを手繰り寄せ、ピッケルのシャフトを握り斧のように振り上げピックの先端を斜面の氷にぶちこんだらやっと止まりました(写真中の赤丸部分)。右腕一本でやりましたので肩が抜けたかと思いました。

 その後、態勢(と気力)を立て直し、無事、ヒルメイクイのタワに到着できましたが(写真下)、ほんと「山はいつも危険が一杯」です。緑線のように道標の真裏に上がってきます。ここで、ほんとに昼飯食べたのはこの時が初めてでした。
 
 
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