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毎日新聞9月7日(月)朝刊でサパの活動が紹介されました。
”地球と暮らす”
植林が飢餓を減らす
4年前、ギニアを訪れた際、村の長老から「見せたいものがある」
と声をかけられた。植林活動を支援していた土地から、チョロチョロ
と水がわき出ていた。事務局長の野澤眞次さん(77)は「6年か
けて育てた森の貯水機能で、半世紀前に枯れた泉がよみがえった」
と振り返る。
西アフリカには、世界の最貧国が集中する。貧困の主な原因は、
熱帯林の伐採と焼き畑農法による土地の荒廃だ。伐採された木材は、
第二次世界大戦後の欧州の復興に使われた。企業の農業技術者とし
て活躍してきた野澤さんは「先進国の資源の大量消費が途上国の環
境を破壊し、そこに住む人の生活を脅かしている。森づくりを通じ
て貧困解消を支援したい」と痛感。そこで設立したのが「サパ=西
アフリカの人達を支援する会」だった。西アフリカ諸国の水源地で
あるギニアの植林活動に取り組んできた。
植林とともに土作りにこだわる。廃棄されるアブラヤシのしぼ
りかすで有機肥料を作り、コメなど農作物の収穫を倍増させた。
03年からはマラリア対策で蚊帳を配布している。一方で、最近
は日本の政府開発援助(ODA)で、農薬を糸に練りこんだ蚊帳
が配られているという。「農薬は子どもの健康に影響を与える恐
れがある。蚊の侵入防止は普通の蚊帳で十分」と訴え、農薬蚊帳
の配布中止を求める。
農業が定着したギニアの村では飢餓が減り、人々に笑顔が戻っ
た。今年から、ギニアの隣国、ギニアビサウで植林活動を支援す
る。活動の手本になったのは、江戸時代の川越藩(現在の埼玉県)
が不毛の地への植林で食糧確保に成功した、という史実だ。「日
本の技術や歴史が、世界の貧国解消に生かせるのです」と目を輝
かせた。 【永山悦子】
98年設立。ギニアで再生した森林は238ヘクタール。
02年にアフリカ初の有機肥料生産技術研修センターを建設、
国連食料農業機関とも提携した。西アフリカを紹介する
カレンダーを毎年発刊する。
問い合わせは事務局(03・3237・7022)
http://www.
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