|
|
私が擁護するとすればそれは企業の利権などではなく、マラリアに苦しんでいる人々、アフリカと日本の国益、そして、健全な科学といったところでしょう。
必要なのは、思い込みに基づいた独善的な行動では無く、証拠と科学に基づいた行動です。
証拠と科学は、以下のことを示しています。
・ただの蚊帳にマラリア罹患率・死亡率を低下させる効果はありません(WHO/コクラン共同研究より)。一方、殺虫剤処理した蚊帳が効果的であることも示されています(指摘済み)。
・殺虫剤処理した蚊帳により耐性蚊が発生しているという証拠はありません。
(たとえば、環境中に広く散布されたDDTとは使用方法が違いすぎるので類推はできません。)
・ペルメトリンには忌避効果があります(指摘済み)。これは耐性蚊の出現が報告される前から確認されている事実です。
・ペルメトリンが発がん性であるという証拠はありません(指摘済み)。もし発がん性を最大に見積もったとしても、それはマラリアやその他の感染症のリスクに比べて非常に小さいでしょう。
・in vitroの証拠は、ペルメトリンが子どもの脳の発達に影響を及ぼさないことを示唆しています(指摘済み)。また動物実験でも、ペルメトリンがげっ歯類の神経発達や行動に影響を及ぼさないことが確認されています。
|
|