|
|
私の整体を受けてらっしゃる方が「突発性難聴」になられました。
突発性難聴について調べてみましたので、参考にしてください。
Yahoo!ヘルスケア - 家庭の医学 http://health.yahoo.co.jp/katei/bin/detail?sc=ST230080&dn=2&t=key より
音のセンサーであり、音波の振動エネルギーを電気信号に変換する内耳が、突然障害を受けることにより高度の難聴をきたす病気です。原因としてはウイルス感染説、循環障害説など諸説がありますが、実際には様々な病因による内耳障害が突発性難聴という「症候群」の中に含まれていると考えられます。急性高度感音難聴のうちメニエール病や外リンパ瘻(ろう)、聴神経腫瘍など明らかな他の疾患によるものを突発難聴と呼び、原因の明らかでない場合だけを真の突発性難聴と呼んで区別することもあります。
症状
ある日突然、片方(極めてまれに両方)の耳がほとんど、あるいはまったく聞こえなくなります。音が聞こえないというよりも耳がつまった感じ(耳閉感)、あるいは音が響く感じ(聴覚過敏)、音がゆがむ感じとして自覚されることもあります。耳鳴りやめまい、吐きけを伴うこともあります。
診断
聴力検査で感音難聴を認めます。難聴は一般に片側だけですが、高度のことが多く、まったく音が聞こえない場合もしばしばあります。補充現象(小さな音量の変化を大きく感じとってしまう現象)が陽性であれば内耳障害が生じている証拠です。急性高度感音難聴をきたす他の疾患(とくに聴神経腫瘍)との鑑別のため、頭部(内耳道)MRI検査を受けたほうがよいでしょう。
メニエール病の初回発作との鑑別診断は困難なことがあるといわれています。迷路瘻孔(ろうこう)症状検査が陽性であれば外リンパ瘻が疑われますが、陽性でなくても発症時に「いきみ」や「鼻かみ」など中耳圧や脳圧に変化があったと考えられる場合には外リンパ瘻を疑うべきでしょう。血液検査でムンプスウイルスやヘルペスウイルスなどの感染や再活性化が明らかになる場合もあります。帯状疱疹(たいじょうほうしん)の所見があればハント症候群と考えられます。炎症所見が明らかであれば内耳炎と診断するのが妥当でしょう。
標準治療
入院治療を原則とします。騒音からの隔離と心身の安静という2つの観点から、できれば大部屋ではなく個室への入院が理想的です。入院中はテレビ、ラジオなどの視聴は基本的に禁止とし、電話も必要最低限にとどめるべきです。治療の内容としては点滴静脈内注射(静注)による薬物療法が中心となります。
●標準治療例
抗炎症作用や内耳循環改善作用、末梢神経障害改善作用のある以下の薬剤を点滴静注します。
・ステロイドホルモン:ソル・コーテフを500mg/日から開始し2日ごとに100〜200mgずつ漸減します。
・ATP(アデノシン三リン酸):アデホス注40〜80mg/日
・ビタミンB12:メチコバール注500〜1,000μg/日
その他、内耳動脈の血栓(けっせん)や塞栓(そくせん)あるいはれん縮(しゅく)など循環障害がとくに疑われる場合には、プロスタグランジンE1:プロスタンディン(60μg/日)、ウロキナーゼ(4〜24万単位/日)、低分子デキストランL(250〜500ml/日)などが用いられることもあります。
またメニエール病と同様の内リンパ水腫(すいしゅ)が疑われる場合にはグリセオール(200〜500ml×2/日)、マンニトール(300〜600ml×2/日)などが用いられたり、ラシックス(20mg/日)とビタメジン(1V/日)が併用されたりします(LV療法)。
ヘルペスウイルスの再活性化が明らかな場合には、ゾビラックス(250mg×3/日)も使用されます。めまいや吐きけが強い場合にはメイロン20cc×2本、プリンペラン10mgなどを静注または点滴静注します。
一方、突発性難聴の発症にはストレスが関与していると考えられており、心身の安静の目的からも抗不安薬(メイラックス1mg/日、デパス0.5〜1.5mg/日、ワイパックス1.5〜3mg/日など)が経口投与されることもしばしばあります。
薬物療法以外には、血中酸素濃度を高める目的で高圧酸素療法が行われたり、交感神経による内耳動脈の収縮を取り除く目的で星状神経節ブロックなどが行われることもあります。外リンパ瘻の疑われる症例では試験的鼓室開放術が行われ、外リンパ液がもれだしていれば内耳瘻孔を閉鎖します(迷路瘻孔閉鎖術、内耳窓閉鎖術)。
生活上の注意
生命予後は極めて良好です。聴力に関しては、難聴が高度の場合(まったく聞こえない場合)、めまいを伴う場合は予後不良です。また発症から治療開始まで2週間以上経過している場合や高齢者、ステロイドホルモンが使用できないような合併症のある場合も予後不良です。流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)を起こすムンプスウイルスによる場合は極めて予後不良で、回復する見込みはほとんどありません。適切な治療により聴力が完全に回復するケースから不幸にしてまったく回復しない場合まで、聴力予後は様々です。それを確実に予測する方法はありませんが、一度聴力が固定したら基本的に変動や再発はありません。
|
|